2026年4月10日(金)
H「週末となる今日の日経平均は大幅反発となった。」
K「ああ。日経平均は1000円超の上昇で、57000円付近まで一気に水準を切り上げてきた。見た目はかなり強い。」
H「ただ、TOPIXは小幅ながらもマイナス引けで、全体的には値下がり銘柄数の方が多い。」
K「そうだな。米国株は続伸して返ってきたんだが、朝方は中東情勢の不透明感が意識された。」
H「ああ。停戦合意後もイスラエルがレバノンへの攻撃を続けたことで、イランが強く反発していたからな。」
K「それにより原油も再び100ドル台に乗せてきたし、地政学リスクはむしろぶり返した印象だった。」
H「ただ、その後にネタニヤフ首相がレバノンと交渉する意向を示したことで、一気に安心感が広がった。」
K「米国株もそれで切り返して、ダウは一時400ドル超高、最終的にも275ドル高としっかり上げて引けている。」
H「ハイテクも強かったよな。」
K「ああ。S&P500、ナスダックともに続伸だし、特に半導体が強い。SOX指数は2%超の上昇で、連日で最高値更新だ。」
H「それを受けて日本も半導体関連がしっかり買われた。」
K「それに加えて、前日引け後に決算を発表したファーストリテイリングの上昇インパクトが非常に大きかった。」
H「そうだな。今日の日経平均上昇分の半分以上はファーストリテイリングの上昇要因だ。」
K「半導体関連株の上昇も日経平均を押し上げており、TOPIXと相対的な動きになった。」
H「半導体関連株以外にも、工作機械関連の上昇も目立っていた。」
K「ああ。3月の工作機械受注の速報値が良好だったことで、見直し買いに繋がった。」
H「今日はSQ算出日だったが、日経平均はSQ値をしっかりと上回って引けている。」
K「今回のSQ値は56572.89円だった。需給的にも悪くない終わり方だ。」
H「ただTOPIXは最後まで重かったよな。」
K「後場にはプラス圏には浮上したが、維持できずに結局マイナスで引けている。やはり全面高の相場ではないということだ。」
H「結局、地政学リスクと株高が同居している、なんとも言いにくい相場だな。」
K「まさにそこだな。週末には米国とイランの直接協議が控えているし、積極的に動けないのも良く分かるけどな。」
H「停戦が本格的に機能するのか、それとも再び緊張が高まるのかで、来週の方向感は大きく変わりそうだ。」
K「そうだな。原油の動きも含めて、引き続き中東情勢がマーケットの主導材料になりそうだ。」
H「まあ、米国とイランの直接協議で、せめて決裂なんてことにならければいいけどな。期待したいモンだ。」